疾患・症状について

適応障害

特定のストレスがきっかけで、強い不安や落ち込みが生じ、生活に支障が出る状態です。

目次
  1. 適応障害とは
  2. 主な症状
  3. 原因
  4. 治療
  5. 受診の目安

適応障害とは

適応障害は、仕事・学校・家庭などの特定のストレス(出来事や環境の変化)がきっかけで、強い不安や憂うつ、行動の変化が生じ、日常生活に支障が出る状態です。ストレスの原因から離れると比較的やわらぐことが特徴です。

主な症状

  • 強い不安・憂うつ・気分の落ち込み
  • 涙が出る、気持ちを抑えられない
  • その状況を避ける(出勤・登校が難しい)
  • 不眠・食欲不振などの身体症状

原因

はっきりとしたストレス要因がきっかけになります。受け止め方や環境など複数の要因が関係します。

治療

ストレス要因の調整・環境の見直しが基本です。必要に応じてカウンセリングや薬物療法を行います。

受診の目安

つらさが続いて生活に支障が出ている、原因がわかっていても抜け出せない、と感じたら相談を検討してください。

※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、診断・治療に代わるものではありません。症状が気になる場合は医療機関にご相談ください。

セルフチェック

最近のご自身の状態を振り返るための、簡単なセルフチェックです。

この2週間の状態について、最も近いものをお選びください。

  1. 特定の出来事や環境の変化(仕事・学校・家庭など)のあとから、つらさが強くなった
  2. その状況を考えると、強い不安や憂うつを感じる
  3. 涙が出たり、気持ちを抑えられないことがある
  4. その状況を避けたくて、仕事や学校、予定に行けないことがある
  5. 眠れない、食欲がないなど、体の不調がある
  6. 集中できず、普段どおりに過ごせない
  7. ストレスの原因から離れると、気持ちが少し楽になる
  8. この状態が続いて、日常生活に支障が出ている

これは医学的な診断ではありません。セルフチェックであり、診察・診断・治療に代わるものではありません。結果にかかわらず、つらさが続くときは医療機関にご相談ください。

よくある質問

適応障害とうつ病は違いますか?

適応障害は特定のストレス要因と結びつき、原因から離れるとやわらぐ傾向があります。状態が長引く場合はうつ病に移行することもあるため、早めの相談が大切です。